最近打ち放しの物件も手がけています。

 

打ち放しとは

仕上げにタイルを貼ったり、

吹付けをしたりしない、

あくまでコンクリートを打って

そのままが仕上げになります。

 

ですから生コンを流し込む

型枠のパネル同士の継ぎ目(目違い)も

そのままデザインになります。

 

一般的にはPコンも

化粧Pコンと呼ばれ

平らに埋めるのではなく、

5mmくらい引っ込めて埋めるデザインになります。

 

それ専用の鏝もありますし、

最近はプッシュコンとかスピードコンと呼ばれる

すでにPコンの形になっていて、

穴に埋めるだけで化粧Pコンになるという

便利なものもあります。

 

一見打ち放しはやることが少なくて

楽に感じるかもしれませんが、

これはこれで面倒なこともあるんです。

 

それはジャンカ・ピンホールの処理です。

コンクリがうまく入らないでできてしまう

大きいジャンカは当然補修しますが、

無数にできている細かいピンホールは

どこまでを補修して、

どこまでをそのままでいいか、

判断に非常に迷うんです。

 

補修してもそこをペーパー掛けして

平らにしないとその補修跡も見えてしまうので、

非常に気を遣います。

 

いっそのこと全部補修してしまった方が

面倒くさくなくて早いのですが、

目違いの線も出さなければならないので

そうもいきません。

 

以前テレビで

今では誰でも名前を聞けばわかる芸人さんが、

「打ち放しのマンションは

手抜きをしているみたいで嫌だ」とか言ってるのを

たまたま見たのを覚えていますが、

「とんでもない、

あれはあれで仕上げが大変なんだぞ」と

テレビの前で反感したのを

思い出してしまいました。

 

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